チームは理念よりもコミュニケーション

仕事で必要とされるチームワークに必須な要素には情報共有や対等な信頼関係、メンバー間の協調、目標の共有、リーダーの資質などが欠かせません。
ですが、このような点について頭では分かっているつもりでも、実際にはリーダーの命令が絶対のワンマンチームができてしまうこともあります。
また、メンバー全員がバラバラのチームができてしまう現状もあるのです。
では、そういった状況になった場合にどうすれば良いのでしょうか。
現状では、チームメンバー間のコミュニケーションを潤滑する方法を採るのが定石となっています。
その中でも、一番簡単に実践できる方法は価値観の共有化です。
共通の話題をミーティングなど通して話し合い、様々な年齢や性別、人種の壁を越えて同じ価値観を共有できる職場を構築します。
もちろんチームリーダーによる価値観の押し付けは逆効果なのでやめましょう。
次に行うと良いとされているものにはアイスブレイクがあり、会議などの合間に行うことができます。
アイスブレイクとは簡単なゲームやグループ作業などを通して緊張の緩和や意思の疎通を図っていく手法のことです。
特に初対面のメンバー間のコミュニケーションを図る上で効果を発揮します。
最後にもう一つ行うと良いとされることに、共通言語の使用が挙げられます。
チーム内だけでメンバー同士の愛称を呼び合ったり、目標や仕事上の愛言葉などを共有することでチーム内の結束力を強めることができます。
ただ、これらの言葉についても無理強いしないことが肝心で、あくまで対等な関係を築く為のものでなければなりません。